Episode

15

第15話 D艦隊危機一髪

重力下で自由な活動ができるよう、ドラグナー用のフライトユニットが開発されることになった。それに合わせ、ケーンたちにも空中戦を想定した訓練が、戦闘機で行われることになる。その頃、ドラグナー奪取のために友軍が出撃すると聞いたマイヨとプラクティーズは色めき立っていた。しかし彼らへの出撃許可が下りることはなく、一同は蚊帳の外にされた屈辱感をただ噛み締めるしかなかった。

一方、模擬戦でドックファイトを展開していたケーンたちは、ギガノスの動きを感知したアクアポリスに戻されていた。しかし防衛線は易々と突破され、艦も大ダメージを負ってしまう。そこで待機していたケーンたちは、黙って見ていることはできないと命令もないのに発進を決意した。

傾き、戦闘機の破片が散乱するカタパルトから、試作型のフライトユニットを装着したドラグナーで大空に飛び立つケーン。その決意と勇気が仲間たちを救い、ギガノス軍の撃退にも成功するのだった。